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青森県産米「まっしぐら」食味で特Aを獲得

2020.02.27

パネルに「まっしぐら」特A取得を祝う金色のシールを貼る三村知事(左)

 日本穀物検定協会(東京)は26日、2019年産のコメの食味ランキングを発表し、青森県産米「まっしぐら」が前年産の「Aダッシュ」から評価を二つ上げ、最高評価の「特A」を初めて獲得した。まっしぐらは、生産者にとって作りやすく、低価格で業務用としての引き合いが強いが、今回食味の良さも評価された。県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」は参考品種だった14年産も含め6年連続の特A。「つがるロマン」は前年産と同じAだった。

 ランキングは複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準に、協会が選抜した評価員が白米の外観や香り、味、粘りなどの6項目を採点。特AからBダッシュまでの5段階で評価した。

 まっしぐらは06年に市場デビュー。15~17年産まで3年連続でAとなった以外は、Aの下の「Aダッシュ」にとどまっていた。

 ランキング対象となった全155銘柄のうち、特Aは54銘柄。前年から二つ評価を上げ特Aを取得したのは、まっしぐらを含む2銘柄だった。業務用主体のまっしぐらが特Aとなったことについて、同協会の伊藤健一理事長は「正直なところ意外な結果だった。要因を特定することは難しいが、まっしぐらに(特Aを取る)力があったということではないか」と述べた。

 県農産園芸課や全農県本部などによると、19年産米は好天に恵まれ、まっしぐらと霹靂の品質や食味にプラスに働いた。一方、つがるロマンは暑さに弱く、両銘柄ほど好天の恩恵を受けなかったとみられる。

 県庁で取材に応じた三村申吾知事は「特Aを二つ取れてうれしい。この結果を大きな自信と励みにし、県産米の消費拡大や認知度向上に力を注いでいく」と話した。

(東奥日報社)