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「ノウフクJAS」を取得 アグリーンハート

2020.02.21

「ノウフクJAS」の認証書を手にする今部長(右)と担当の和田さん

 青森県黒石市の農業会社「アグリーンハート」(佐藤拓郎代表取締役)が、障がい者が生産に携わった食品を対象にした「ノウフクJAS(日本農林規格)」を東北地方で初めて取得した。全国では9番目。

 ノウフクJASは、障がい者が農業分野で活躍し自信や生きがいを持って社会参画する「農福連携」の取り組みの推進などを目指し、国が2019年3月に制定した。

 同社は、介護施設に勤めた経験のある和田充弘さんが同年に入社したのを機に、農福連携を開始。同年は青森市浪岡地区の就労継続支援の施設「有限会社大裕 チョコなみおか」の利用者延べ15人に、黒石市安入(あにゅう)地区の自然農法の水田で除草作業などをしてもらった。20年は大豆、ニンニク、アスパラガス、ジャガイモ、バジル、ソバにも拡大することになり、コメを含めて計7品目でノウフクJASを申請。自社だけでなく福祉施設側も審査を受け、4日付で認証を得た。

 同社の今真太郎自然栽培部長らは「ノウフクJASのシールを貼れば、作業した障がい者も喜んでくれるのではないか」などと話している。

(東奥日報社)