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2年間の成果発表 青森県内商業高生地域を活性化

2020.02.19

研究成果を発表する生徒たち

 県内の商業高校生らが地元企業と連携し、地域活性化策などについて考えた成果発表会が17日、青森市の県総合学校教育センターで開かれた。生徒たちはウェブページの改良による顧客数の増加や商品開発を通じた農産物の知名度向上など、高校生ならではの視点でさまざまなアイデアを出し合った。

 県教育委員会が主催し、商業高生や商業科目を学ぶ生徒や教員ら約100人が参加。県内10校の生徒は2018年度から2年間にわたり、地元企業の見学や取材を通して課題を設定し、解決に向けた研究に取り組んできた。地元を知ることで、高校生の県内定着率を高める狙いもある。

 青森商業高校(青森市)は市民講座を運営するNPOのウェブサイトのリニューアルに挑戦。受講者を増やすため、レイアウトをシンプルにするなど見やすくしたところ、アクセス数の増加につながったという。

 大湊高校(むつ市)では、地元名産「一球入魂かぼちゃ」の知名度を高めるため、昨年秋のハロウィーンイベントで地元企業と連携してクレープを販売。リーフレットとともに市民にカボチャを紹介し、子どもや健康志向の大人に好評だったことを報告した。

 また、黒石商業高校(黒石市)は市内の観光客数が減少傾向にあることに着目し、黒石ねぷたや黒石よされなど四つの祭りのPR動画を作成した。動画を見る人が増えれば祭りの知名度が上がり、集客力アップにつながるのでは-と発表した。

(東奥日報社)