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小川原湖産シジミ初競り 幸先良く

2020.01.07

初競りを前にずらりと並んだ小川原湖産のヤマトシジミ=6日午後、東北町

 青森県東北町の小川原湖漁協が運営する魚市場で6日、同湖名産のヤマトシジミの初競りが行われた。1キロ当たりの平均価格が千円を上回る幸先の良いスタートとなり、関係者は良い一年となることを願っていた。

 漁協前の魚市場には午後2時ごろから組合員94人が漁獲したシジミが次々に運び込まれた。主力のLサイズを中心に計2021キロが上場。濱田正隆組合長ら漁協関係者と仲買人が乾杯して新年を祝った後に競りが始まり、仲買人が競り落としていった。

 Lサイズ1キロ当たりの価格は1259~666円。ご祝儀相場ということもあり、全体の平均価格は1093円と、昨年12月の通常期(600円程度)から大きくアップした。

 同湖は全国有数のシジミの産地で、2017年には「小川原湖産大和しじみ」として国の地理的表示(GI)保護制度にも登録されている。しかし、18年度の漁獲量・金額は平成で最低となる918トン、5億円余にとどまった。

 濱田組合長は「小川原湖のヤマトシジミはサイズが大きく、こくのあるのが特徴。きょうはそこそこの値がついた」と語り、さらなる認知度向上に期待していた。

(東奥日報社)