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弘前の通販会社が越境電子商取引サイト

2019.12.03

越境ECサイト「びじんの森」を紹介する笹森社長

 青森県弘前市の通販会社「ブライトムーン」(笹森祐太社長)が、インターネットによる国境を越えた電子商取引(越境EC)の通販サイト「びじんの森」を開設し、県内企業の商品の海外展開を後押ししている。笹森社長は「手続きの煩雑さなどから海外展開に踏み切れない企業を支援し、青森の商品を世界に広げたい」と意気込んでいる。

 県によると、越境ECサイトの開設は県内で初めて。個人間の取引という扱いになるため関税がかからず、海外に日本と同価格で商品を届けることができる。サイトは日本語と英語、台湾で使われる中国語繁体字の3カ国語に対応している。

 サイトでは現在、青森県発の機能性素材プロテオグリカンを配合した化粧品や、リンゴエキスを取り入れたシャンプーなど20近くの美容・健康商品を取り扱っている。

 笹森社長は大学卒業後、サッカーチームのヴァンラーレ八戸やブランデュー弘前でプレー。引退後の2018年1月に個人輸入の仕事を発展させる形で会社を立ち上げ、今年9月からサイトを運営している。マレーシアで30年以上の実績がある美容関連会社とも経営アライアンス(提携)を結び、同国や周辺国のバイヤーに商品を紹介することも可能だという。

 笹森社長は「商品はもちろん、青森について紹介するページも増やし、『青森に来たいな』と思うようなサイトにしていきたい」と話している。

(東奥日報社)