三八 青森の経済ニュース

青い森信金、来春初のIターン就職者

2019.10.11

来春から青い森信金で働く東京都出身の島田さん

 自然豊かな八戸市で暮らしたい-。生まれも育ちも東京都の島田千秋さん(獨協大学4年)が今年、青い森信用金庫(本部・青森県八戸市)の採用試験を受け内定を得た。同信金人事部によると、同信金職員のほとんどが地元出身者で、県外からのIターン就職は初めて。来春から働く島田さんは「地域の人とのコミュニケーションを大切に、信頼される信金職員になりたい」と話している。

 島田さんにとって、母方の祖母が暮らす八戸は、小学生から中学生の夏休みに毎年のように訪れた土地。種差海岸や八戸三社大祭はもちろん、花火やバーベキューなど夏の思い出がたくさん記憶にあるという。

 八戸での生活を強く意識し始めたのは、就職活動が本格化した大学3年の頃。大学の友人たちの多くは首都圏を中心に就職を希望していたが、島田さんの思いは自身が「第二の故郷」とする八戸に向かっていた。

 「ゼミの教授や就職センターの職員には『東京出身なのに何で八戸なの』と驚かれました」と島田さん。ニュージーランドや台湾に長期留学するなどした持ち前の行動力で、青い森信金が今年2月に開催したインターンに参加した。

 「人と会話する能力が非常に高く、窓口での模擬応対も完璧にこなしていた」(同信金人事部)と活躍が期待される島田さん。八戸の厳しい冬の寒さと路面の凍結が少し不安だと言うものの、子どもの時から憧れた八戸での暮らしを前に期待は高まる。

 島田さんは「実はサバやイカ、ホタテといった海鮮系が大好き。八戸は海の幸がおいしいと聞いて、ますます暮らすのが楽しみになりました」とはにかんだ。

(東奥日報社)