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ロボットがむつ市旅行!?オーナーの「目」「足」に

2019.10.04

むつ市の定例会見で企画を説明するロボホン

 青森県むつ市は1日、家電大手シャープのロボット型スマートフォン「ロボホン」を市内観光地に運んでその様子を専用サイトで配信、オーナーが旅を疑似体験できるイベントを実施すると発表した。ロボホンのみの旅行企画は全国初。オーナーが実際に旅行するきっかけづくりや、足を運べない人でも観光気分を味わってもらい、むつ市をPRする狙いがある。

 ロボホンは電話機能に加えてオーナーとの会話ができるほか、歩いたり踊ったりする。1月現在、全国で1万2千体が販売された。

 今月末に予定される旅行はシャープが主催し、むつ市が後援。オーナーは旅行代金を払い、スタッフがロボホンを東京からむつ市に連れて行く。

 3日間の予定で恐山や薬研渓谷などを巡り、ホテルでは宴会の場面をセットして撮影する。市の土産品とともにオーナーの元へ帰る。

 市役所での定例会見に出席したロボホンは「オーナーさんと離れ離れになるのは寂しいかもしれないけど、その分仲間たちといっぱい楽しんでもらえたらいいな」と企画をPR。

 宮下宗一郎市長は「友達や家族から旅行の話を聞く感覚でロボホンと会話し、実際に行ってみようかと思わせる効果があるのではないか」と語った。

 募集は5日から。定員は50体で、費用は1万6500円。ヤフーのデジタルチケット販売サイトから申し込む。

(東奥日報社)