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店舗空白地域をカバー つがるにしきた農協 新移動車導入

2019.08.08

旧津軽北部支店跡地で営業する移動金融店舗車

 つがるにしきた農協(本店・青森県つがる市)は金融サービス機能を備えた移動店舗車を新たに1台導入し、1日から営業を始めた。これまで使っていた移動店舗車2台のうち、2014年4月に導入した車両が老朽化したため、新車両と入れ替えた。支店再編により金融店舗がなくなった地域を重点的に回り、金融サービスを維持する。

 新店舗車は2トントラックで、名称は「よりぞう号」。同農協管内では今年2月の支店再編により、五所川原市金木町やつがる市森田町が金融店舗の空白地域となっており、これらの地区にある農協の支店跡地や事業所を週1~2回、決められた時間帯に訪れる。荷台に乗り込んだ農協職員が貯金の入出金や通帳記帳などの業務を行う。

 19年4月に導入された移動店舗車両「ちょりす号」もつがる市富萢町、深浦町などの店舗空白地域を回る。

 1日は、五所川原市金木町の旧津軽北部支店跡地で新店舗車の営業が始まった。同支店は2月の再編で中泊町へ移転。新車両の利用者第1号となった泉谷照正さん(84)は「孫に小遣いをあげるためにお金を下ろした。これまでは中泊町まで行っていたが、金木で買い物したついでに立ち寄ることができて便利」と話した。

(東奥日報社)