エリア 三八 青森の経済ニュース

ゴスペラーズ北山さん 母校・八戸高校で講演

2019.03.25

北山さん(右)を前に校歌を歌う八戸高の生徒

 ボーカルグループ「ゴスペラーズ」の北山陽一さん(45)が18日、母校の八戸高校を訪れ、校歌の背景や歌詞の意味を考える講演を行った。「校歌プロジェクト」と題した高校生の青森県内定着・還流促進を目指す県事業の一環で、初めて開催した。

 北山さんは1年生約240人を前に、校歌について「好きですか」「歌わされていると思っていませんか」「言葉の意味を考えたことがありますか」などと質問。歌詞に出てくる地名を地図に落とす試みも行った。

 歌詞の意味を考えさせる場面では「解釈はさまざまあり、すべてに間違いはない」と指導。「晴れた夏の朝」「冬の日中、雪が降っている」場面をそれぞれ想定させて、同じフレーズを歌わせた。北山さんは「校歌を歌わされるのではなく、自分なりに歌詞の意味を考えて表現してほしい」と語った。

 講演を聞いた山道陵央さんは「これまで校歌をなにげなく歌っていたが、歌詞を改めて見つめ直すと新しい発見があった」、橋本茉里さんは「これからは自分で歌詞の意味を考えて歌いたい」と話した。

 北山さんは取材に「歌の原点が校歌。日本中の校歌がちょっとでも楽しく歌われるようになったらうれしい」と述べた。

(東奥日報社)