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6期ぶりマイナス脱出 青銀企業業況調査

2019.02.08

 青森銀行は6日、2018年10~12月期の県内企業業況調査結果を発表した。業況を示す指標(BSI=前年同期より業況が好転したと答えた企業の割合から、悪化したと答えた企業割合を引いた値)は、全体で前期(7~9月期)から16.3ポイント上昇し0.0だった。改善は2期ぶりで、BSIがマイナス圏から脱するのは17年4~6月期以来6期ぶり。非製造業の回復がけん引した。

 産業別に見ると、製造業は前期比1.8ポイント上昇しマイナス10.7。生コンで好転が広がり、食料品や飲料は悪化割合が減少した。

 非製造業は、卸売業が同37.3ポイント上昇と大幅に改善し5.7。青果物や建築材料が好調だった。小売業は同26.6ポイント上昇のマイナス17.2。建設機材や家電で好転し、衣料品、自動車などで悪化割合が減少した。運輸・サービス業は同17.5ポイント上昇の13.7。燃料価格が落ち着き、道路貨物運送などが伸びた。

 来期(19年1~3月期)は、全体の業況BSIを23.3ポイント低下のマイナス23.3と見通し、再びマイナス圏に戻る見込み。調査した青森地域社会研究所は「企業は業況予測を慎重に見る傾向があるが、米中貿易摩擦や株価の低下などが不安材料になっているとみられる」とした。

(東奥日報社)