エリア 三八 上北 下北 中南 東青 西北 青森の経済ニュース

製造業の不振響き悪化/10~12月期業況

2019.02.08

 日本政策金融公庫青森支店は7日、2018年10~12月期の青森県内小企業(従業員20人未満)の動向調査結果を発表した。企業の業況判断を示す指標(DI=業況が良いと答えた企業の割合から、悪いと答えた企業割合を引いた値)は、全体でマイナス22.4となり、前期(7~9月期)より3.0ポイント悪化した。製造業のマイナス幅が大きく拡大した。

 業種別の業況判断DIは、製造業が前期比50.0ポイント悪化しマイナス66.7。水産加工でイカの不漁による原材料の高騰が収益を圧迫。菓子製造業ではリンゴの相場高で仕入れ価格が上がった。

 非製造業は前期から横ばいのマイナス19.6。このうち卸売業は前期比38.9ポイント上昇のマイナス11.1に改善。小売業も同13.4ポイント上昇しマイナス25.9だった。食料品や日用品が堅調で、野菜の高値で売上高が増加するなど卸売業、小売業とも個人消費の回復が後押しした。運輸業は同16.7ポイント上昇し0.0。燃料価格が落ち着いた上、輸送料の値上げも行い業況が上向いた。

 同支店は「製造業で大きく悪化したが、非製造業は複数業種でマイナス幅が縮小し、全体では小幅な悪化にとどまった。景況は引き続き持ち直しの動きが見られる」としている。

 来期(19年1~3月期)の業況DIは、全体で11.3ポイントの悪化を見込んでいる。

(東奥日報社)